マネジメント・管理職の基本– 最初に知っておきたいマネジメントのこと –
管理職になると、個人ではなくチームで成果をだすことが求められます。
しかし、プレイヤーとしてハイパフォーマーだった人が、管理職になると急に苦労するケースも多々あります。我流でマネジメントを行ってしまうことが苦労の原因です。マネジメントはセンスではなくスキル。このブロク記事では、東証一部上場企業の課長・部長・執行役員・取締役・代表取締役などあらゆる階層の管理職を経験し、延べマネジメント人数が500名を超えるZOZOKU代表の中野崇が、「マネジメント・管理職の基本」について綴っていきます。
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マネジメント・管理職の基本
組織をデータドリブンに変える第一歩
今回は「組織をデータドリブンに変える工夫」についてお伝えします。 データ活用のメリット データ活用のメリットは概ね以下5つです。これらメリットが発揮されれば、課題解決の確率が高まっていくため、多くの企業が全社的にデータ活用を推進しています。... -
マネジメント・管理職の基本
【マネジメント・管理職の基本⑩】目標達成を支援する判断・動機づけ
納得感のある目標設定をした後は、目標達成を支援するのもマネジメントの仕事だ。メンバーと信頼関係を構築できていれば様々な相談を受けることになる。また日々ビジネスをしていると、想定外の問題も多々発生する。 管理職はこれら相談・問題に対して迅速... -
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【マネジメント・管理職の基本⑨】適切な目標設定と評価
今回は目標設定や評価のポイントについて伝えていきたい。 過去記事で「人事考課は部下の人生を左右する重い意思決定だと認識すること」の重要性を強調した。人事考課は部下の給与を決めるし、キャリア形成にも大きな影響を与える。だからこそ部下のことを... -
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【マネジメント・管理職の基本⑧】語源から管理職の役割を考える
これまでの記事で管理職の役割や心構えを伝えて来たが、「英単語」という視点からマネジメント・管理職の役割を考えていくとまた違った発見がある。 ご存知の方も多いと思うが、managerは英語のmanageが変化したものだ。manageは「なんとかする・うまくや... -
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【マネジメント・管理職の基本⑦】コンプライアンスのとらえ方
今回はコンプライアンスと社内規定の運営・管理について考えたいと思う。 コンプライアンスは法令遵守のこと コンプライアンスは英語:Complianceのことだが、日本語では「法令遵守」と訳されることが多い。法治国家において、個人が生活するうえで法律を... -
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【マネジメント・管理職の基本※番外編】理想のアサイメントを勝ち取る
メンバーに対して適切なアサイメントを考える際、働きがいやパフォーマンス最大化の観点からWill・Can・Know + Personalityの観点を重視する大切さをお伝えした。 本記事では管理職視点ではなく、メンバー(非管理職)視点に立ってアサインメントを考えて... -
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【マネジメント・管理職の基本⑤】情報流通をマネジメントする
組織であることのメリットは、同じ目的・目標に向かって多くの人間が業務を邁進することで、達成確率や達成スピードを速められること。より大きい・難しい目標達成に挑戦できる事などが挙げられる。 しかし、組織の規模が大きくなると「同じ目的・目標に向... -
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【マネジメント・管理職の基本④】適切なアサインメント
前回の記事では、メンバーのCanやKnowを知識・考え方・技術に分解して理解することをお伝えした。CanやKnowに加えて、WillとPersonalityを加えた4つの視点でメンバーを丸ごと理解すれば、それぞれが重なる適切なアサインメントが可能になる。適切なアサイ... -
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【マネジメント・管理職の基本③】CanやKnowを発見する切り口
前記事でメンバーを丸ごと理解する重要性をお伝えした。この記事ではCanやKnowを把握する視点として、別の切り口を提案したいと思う。 たとえば、「彼は仕事を効率的にさばくのは得意だけど、ちょっと雑だよね」という会話があったとする。ふだんの会話レ... -
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【マネジメント・管理職の基本②】メンバーの丸ごと理解が信頼関係のはじまり
前回の記事で、管理職の仕事でとくに重要なのが人事考課であり、人事考課を適切に行うためには「メンバーを丸ごと理解することが重要」だとお伝えした。今回は、メンバー理解に欠かせない4つの視点について書いてみたいと思う。 管理職がメンバーを深く理... -
マネジメント・管理職の基本
【マネジメント・管理職の基本①】管理職の心得
管理職ならば誰でも一度は思うこと。「マネジメントって難しい」「マネジメントって面倒くさい」「結局、マネジメントって何をすれば良いの?」という疑問。しかし、マネジメントの実務的な方法論は学ぶ機会が少ないのが実態だ。したがって、マネジメント... -
マネジメント・管理職の基本
マネジメントや管理職がもつべき人材を見極める視点
一般的に、任される組織のサイズと等級は比例する。課長クラスが5~10名、部長クラスが30~50名、本部長クラスが70~100名がひとつの目安になるだろう。管理職は組織で成果を出すことが期待される。したがって組織サイズが大きくなればなるほど、「誰に・...
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